第26回菜の花忌・第26回司馬遼太郎賞贈賞式(4/15 14時〜NHK/Eテレにて放送)
2月12日(日)14:00から、東大阪市文化創造館において、国民的作家・司馬遼太郎を偲ぶ第26回菜の花忌が開催されました。今年は司馬さんの生誕100年ということもあり、沢山の菜の花が飾られた会場には1100名もの多くの司馬ファンが集まり、演壇に飾られた沢山の菜の花の香りと鮮やかな黄色に包まれ、大変な熱気の中、第1部では、第26回司馬遼太郎賞の贈賞式が開催され、小社の刊行物『満洲国グランドホテル』の執筆者・平山周吉氏が表彰されました。同フェローシップには、企画テーマ「ベトナムの文化から考察する健康・ダイエット」で、大阪大学外国学部1年の平田京妃氏が表彰されました。
平山周吉氏の受賞スピーチは、司馬さんにおける昭和史の位置づけなどについて、示唆深く密度の濃い話を展開され、昭和史の中での「満洲国」のあり方への関心を、改めて高めるためになる意義深い内容となった。
第2部では、古屋和雄氏の司会で、4名のパネラー(安部龍太郎氏、木内昇氏、門井慶喜氏、磯田道史氏)によるシンポジウム「生誕100年 司馬作品を未来へ」が開催され、司馬作品の魅力と未来へ読み継がれていくための意味などについて、熱い議論が交わされました。
この日の様子は、4月15日(土)14:00から、NHK/Eテレにて放送される予定です。