墨2025年1・2月号 292号
頁数:216頁
定価:2,700円(税込)
本体価格:2,455円
発刊:2024年12月27日
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1926年に改元され、日本史上最長の元号となった昭和。
2025年は昭和100年に当たります。
今号は激動の時代、昭和を振り返るとともに
昭和書道史を概観します。
昭和の書壇で活躍した作家の名品を
主要な展覧会の歴史・書道団体成立の系図など、
便利な資料とともにお届けします。
書を通じて、昭和という時代を回顧してみましょう。
★インタビュー 昭和の書文化と書壇を語る 談/西嶋慎一
視点 私の見た書の昭和
★「読む」から「見る」へ 書が美術へ接近した時代 談/菅原教夫
★激動と秩序の共存していた昭和は身近にいつも書があった 文/比田井和子
★周囲一メートルの昭和 文/桐山正寿
・衝突と賛否両論が多様性を育んだ 談/松原清
鑑賞 昭和を生きた書人、書と言葉 選/井口尚樹
比田井天来 川谷尚亭 中村不折 吉田苞竹 会津八一 鈴木翠軒 高村光太郎 比田井南谷 川村驥山 津金寉仙 上田桑鳩 大澤雅休 井上有一 尾上柴舟 西川寧 辻本史邑 豊道春海 上條信山 松本芳翠 安東聖空 深山龍洞 赤羽雲庭 手島右卿 木村知石 青木香流 日比野五鳳 松井如流 森田竹華 金子鷗亭 森田子龍 村上三島 西谷卯木 殿村藍田 小坂奇石 柳田泰雲 宇野雪村 桑田笹舟 今井凌雪 青山杉雨 河井荃廬 石井雙石 中村蘭台二世 山田正平
コラム 昭和の書家のしごと 固形墨の題字
コラム 昭和の書家のしごと 筆墨店の看板文字
資料室 近現代書の人脈
資料室 近現代書 団体の成立と変遷
資料室 墨展覧会リバイバル
第36回毎日書道展/第1回読売書法展/ 第1回サンケイ国際書展
・館蔵の名品 昭和美術館
源家長 熊野懐紙 解説/後藤さち子
・古典臨書講座 漢字
小野道風「屏風土代」指導/山中翠谷
・古典臨書講座 かな
石山切伊勢集(西本願寺本三十六人家集) 指導/佐伯方舟
・天真を養う 文/玄侑宗久
※「中国当代書家二十人」「水暈墨章」は休載とさせていただきます。
★特別寄稿
・書の旅河南省編(中) 河南博物院を訪ねて—鄭州— 髙澤浩一
・俳人の眼 會津八一の感性を育んだもの 文/小川貴史
インフォメーション
・ 大東文化大学書道研究所の「書への眼差し」
DVD+一般のための通信書道講座
・2024・令和6年度 大学卒業制作展 掲載校募集
・三大新春展2025
・台湾第三回横山書法研究論文奨
レポート
・ 最新調査「名筆を科学する」 「唐拓・温泉銘」の謎に迫る
文・写真/和田 彩
・“大和松煙プロジェクト”始動! —国産松煙の製造に挑む—
・ 台湾レポート 回來了 河野隆遺作展
読者参加企画
・半紙作品募集
審査/山中翠谷・佐伯方舟
・291号作品募集結果発表
審査/山中翠谷・佐伯方舟
[話題の展覧会より]
・第35回 東京白鷗会書展
・朱亜東・朱闐坤 祖孫書画展
・卒寿記念 杭迫相展
・第30回記念 大知会系 興文会書展
・古韻蘭亭 書契雅集 東京国際甲骨文書道展
・第46回 東京書作展
[話題の書道展より]
・第46回 日本書展
第51回 銀河書道作品展
・第73回 奎星展
・第12回 日本書道院「100人」展
・書道通信
・展覧会ルポ
・展覧会アラカルト
・1・2月の展覧会スケジュール
・読者の広場
・愛読者プレゼント
・新刊ぴっくあっぷ
・バックナンバー一覧
・常設書店リスト
・次号予告/編集後記
頁数:216頁
定価:2,700円(税込)
本体価格:2,455円
発刊:2024年12月27日