墨2022年11・12月号279号
頁数:192頁
定価:2,700円(税込)
本体:2,455円
発刊:2022年11月1日
『墨』279号で掲載した下記二箇所のQRコードに誤りがございました。
ご購入いただいた皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしましたことを
深くお詫び申し上げます。
p.78 「漢字古典臨書講座」 課題2のQRコード
→正しくは、p.92 「かな古典臨書講座」 課題2のQRコードです
p.92 「かな古典臨書講座」 課題2のQRコード
→正しくは、p.78 「漢字古典臨書講座」 課題2のQRコードです
世の中のさまざまな不安や悩みが晴れないうちに
今年も終わりが近づいてきました。
次の一年こそは心穏やかにありたい……。
そんな願いは決して現代の私達だけのものではありません。
古来、人々は神仏に願う気持ちを文字にすることで心を整え、
またそうした書を見ることで心調えられてきました。
奉納された書や写経を中心に、あらためて
心をこめて書かれた文字の力に触れてみたいと思います。
・グラフ 平家納経/かな心経
・エッセイ そこに自由はあるんか? 文/玄侑宗久
・読解 意味を知ろう 唱えてみよう 般若心経
・鑑賞 般若心経を味わう
・実習 心をととのえて 美しく書いてみよう 十句観音経
・ミニ鑑賞 心ととのう仏教の名言 荒木大樹
・ピックアップ 御朱印集めを楽しもう
・レポート 東大寺 昭和大納経
・エピローグ 「今年の漢字」で振り返る
・現代書家の奉納揮毫
1 杭迫柏樹
2 渡邉 麗
3 松村博峰
4 金澤翔子
恒例企画 卯年の年賀状
・卯・兎の集字帖
・卯年生まれの書家の年賀状
・実践編 王朝継ぎ紙で年賀状
・デジタル編 タブレット書道で年賀状制作!
連載
・素朴絵から表現を考える 那智参詣曼荼羅
・天真を養う 文/玄侑宗久
・古典臨書講座 漢字 王羲之からの展開 ―米芾の行書
指導/松村博峰
・水暈墨章―深淵なる世界― 小室翠雲
・古典臨書講座 かな 疎密の変化
指導/中室舟水
・一枚の書は何を物語るか― 書体と文体 文/石川九楊
・見えないもののかたち 芸術文化にひそむ 危ういカゲ 文/萱 のり子
・金澤泰子と翔子 今までとこれから 書/金澤翔子 文/金澤泰子
・コンテンポラリーと「書」 文/松宮貴之
・素朴絵から表現を考える 那智参詣曼荼羅
解説篇 選・文/矢島 新
・続 古筆細見 文/関口研二
・時評 揮灑 文/亀井一攻
・新世代へのエール 筆もて進め 武庫川女子大学
*「中国当代書家二十人」は休載とさせていただきます。
トピックス
特別企画
・新刊『横山淳一 漢字とかなの調べ』刊行記念
横山淳一の世界
レポート
・「賛交社」が京都・七条に新社屋をオープン
・石川九楊遠隔講義大学 インフォメーション
インフォメーション
・278号 特集〈番外篇〉きび美ミュージアム
特別展 生誕320年 寂厳の書 開催中
・かな書の巨匠〝今〞の集大成
井茂圭洞 かなの美韻『白梅帖』
読者参加企画
・半紙作品募集 審査/松村博峰・中室舟水
・278号作品募集結果発表 審査/松村博峰・中室舟水
展覧会
[プレビュー]
・山中翠谷書作展―書に魅せられて―
・岩井秀樹作品展 雪・月・花
・第 22 回 扶桑印社展
・書藝「今日」展 現代美術と書のアイデンティティ
[話題の展覧会]
・沈曾植翁没後百周年記念 海日生華 日中書道交流展/
第9回 翰墨書道会展
・髙澤大逸書作展
・第38回 読売書法展
・金敷駸房 作品展「結界」と「エキシビション in Bunkamura」
・今井凌雪 生誕百周年記念展―凌雪の心―東京展
・殿村藍田展
[話題の書道展より]
・第 65 回記念 凌雲書展
・第 61 回 現日書展
・第 61 回 白扇書道会展
墨らんだむ
・書道通信
・読者の広場
・展覧会ルポ
・展覧会アラカルト
・11・ 12 月の展覧会スケジュール
・新刊ぴっくあっぷ
・バックナンバー一覧
・愛読者プレゼント
・本屋へ行こう 北海道・クラーク書店 中央店
・常設書店リスト
・次号予告・編集後記
頁数:192頁
定価:2,700円(税込)
本体:2,455円
発刊:2022年11月1日