墨2022年5・6月号276号
頁数:192頁
定価:2,462円(税込)
本体:2,238円
発刊:2022年4月30日
【特集】 書道具のいま
道具を選び使う楽しみは、書の醍醐味のひとつ。
同時に、道具についての多くの迷いや疑問にも出会います。
本特集では、書家や筆墨店、メーカーなど、
書道具をよく知る人にそれぞれの立場からのご意見や
アドバイスをいただきました。
商品紹介のページはありません。
書道具を取り巻く事情を知ることで、
これらを選び使う楽しみと書の世界のおもしろさが
新たに感じられることでしょう。
・奈良に息づく墨作り 古梅園/喜壽園/墨運堂
・書と筆
道具に秘められた力 筆の歴史 文/村田隆志
筆からみる名筆 監修/村田隆志
・先人の道具たち
日比野五鳳 青山杉雨 榎倉香邨
・道具を味方に 筆墨店へ行こう
書家・松尾 治/上尾松島堂
・レポート1 どこへ向かう?
液体墨のいま、未来 開明/呉竹/墨運堂
・レポート2 現代の筆づくり 筆庵
・レポート3 大学の教育現場から
書道具・文房四宝 文/日野楠雄
・レポート4 老舗紙商と和紙のいま 小津和紙
・レポート5 筆墨店&工房のウェブ展開
・レポート6 中国産書道具の現状とは
・レポート7 筆墨店の来し方 行く末 賛交社
・実録! 書道具ひと揃いへの道 ならや本舗
・資料室1 全国 書道具を知るための資料館&体験スポット
・資料室2 全国 筆墨硯紙店リスト
【連載】
・からのうた 漢詩の名句より
ひらがな訳・文/横山悠太
・天真を養う 文/玄侑宗久
・古典臨書講座 かな 筆の開閉
指導/中室舟水
・水暈墨章― 深淵なる世界 児玉希望
・古典臨書講座 漢字 初唐楷書 書の基本ルール
指導/松村博峰
・一枚の書は何を物語るか― 書体と文体
文/石川九楊
・金澤泰子と翔子 今までとこれから
書/金澤翔子 文/金澤泰子
・墨アーカイヴ 杉岡華邨
・続 古筆細見 文/関口研二
・時評 揮灑 文/亀井一攻
・五彩の譜 文/香川 亨
・コンテンポラリーと「書」 文/松宮貴之
・新世代へのエール 筆もて進め 奈良教育大学
・書童っこくらぶ
【トピックス】
[訃報]
・追悼 榎倉香邨氏逝く
・追悼 津金孝邦氏逝く
[レポート]
・「日本書道」シンポジウムと特別揮毫会を開催
[読者参加企画]
・半紙作品募集 審査/中室舟水・松村博峰
・275号作品募集結果発表 審査/吉澤鐵之・岩井秀樹
【展覧会】
[話題の展覧会]
・日比野五鳳・光鳳・博鳳展 きよらの伝承
・第62回 日本書作院展
・創立75周年記念 書道芸術院展
香川峰雲遺作展示
・第8回 眞龍書展
・公募 第32回 不二現代書展
・’21玄土社書展
・公募 東京書作展 選抜作家展2022
・第70回 回瀾書展
創立70周年記念企画 ゆかりの先達展
・「石原太流を偲ぶ」展
・第70回 書海社展
[話題の書道展より]
・第75回記念 書道芸術院展
・第50回 書道一元會展
・第62回 現日春季書展
・第68回 栴檀社書展
・第58回 創玄展
・第84回 謙慎書道会展
【墨らんだむ】
・書道通信
・読者の広場
・展覧会ルポ
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・バックナンバー一覧
・愛読者プレゼント
・本屋へ行こう 愛知・ジュンク堂書店 名古屋栄店
・常設書店リスト
・次号予告・編集後記
頁数:192頁
定価:2,462円(税込)
本体:2,238円
発刊:2022年4月30日