墨2021年7・8月号271号
頁数 : 192頁
定価 : 2,462円
発刊 : 2021年7月1日
受け継がれる書
【特集】
本誌『墨』は、おかげさまで創刊四十五周年。
今号では、書道文化のさらなる発展と未来への願いをこめて、
技や伝統、スピリットやアイデンティティ、
そして日本文化と心の継承にクローズアップし、
次代へのつながりを探ります。
書家、筆墨店へのインタビューなど、
伝統をつなぐ人たちにお話をうかがいます。
・世代でつなぐ①
スペシャルインタビュー 髙木聖雨
・書道具文化でつなぐ①
石を通して心を継ぐ 宝研堂
・教育でつなぐ
未来につなぐ書教育 文/池谷天外(公司)
・世代でつなぐ②
昭和から平成、そして令和に
「清ら」の伝承――日比野家の系譜
文/日比野博鳳(実)
・書道具文化でつなぐ②
書家を支え続けて二百余年 玉川堂
・海外教育でつなぐ
書道家・マーヤ ワカスギ
・伝統工芸でつなぐ
受け継がれる京の染織 西陣絣
先人たちの手技を伝えつづけたい
・SNSでつなぐ
SNSで活躍する書家
・エピローグ コラム
書によって受け継がれる 心とアイデンティティ
文/岡本祐子
【特集②】
特撰アーカイヴ
墨45年270冊総ざらい
『墨』の特集名総索引/ジャンル別索引
『墨』を支える連載
【企画】
創刊45周年記念 愛読者プレゼント
【連載】
・天真を養う 文/玄侑宗久
・かなのレッスン 「三色紙」に散らし書きを学ぶ
指導/岩井秀樹
・水暈墨章― 深淵なる世界― 小泉淳作
・漢字のレッスン 行書を学ぶ
指導/吉澤鐵之
・碑法帖存疑 『談書会誌』考 文/伊藤 滋
・ギャラリー 趙郡王高叡修定国寺頌
・一枚の書は何を物語るか――
書体(スタイル)と文体(スタイル)
文/石川九楊
・時評 揮灑 文/亀井一攻
・金澤泰子と翔子 今までとこれから
書/金澤翔子 文/金澤泰子
・風につたへし 文/木下真理子
・墨アーカイヴ 手島右卿
・続 古筆細見 文/関口研二
・五彩の譜 文/香川 亨
・墨蹟巡礼 酬恩庵ニテ 文/財前 謙
・新世代へのエール 筆もて進め 筑波大学
【トピックス】
・特別寄稿
アメリカの大学における書教育 文/草津祐介
・インフォメーション
言葉をデザインして書く入門書
美登英利 編著『デザイン書道マニュアル』発売
第6回 筆文字で伝えたいことば大賞 作品募集
【読者参加企画】
・半紙作品募集 審査/吉澤鐵之・岩井秀樹
・270号作品募集結果発表 審査/吉澤鐵之・岩井秀樹
【展覧会】
・プレビュー
棧敷東石書展
・『墨』誌上展
第41回 翠心38人展
・話題の展覧会
第31回展 –米寿記念–
村上俄山書作展 書業68年をふり返って
齊藤瑞仙刻字展
第62回 東方書展
第75回 日本書芸院展
第70回記念 日本書道院展
Ten・ten 2021 in 横浜赤レンガ倉庫
・話題の書道展より
第50 回記念 鶏聲展
第43回 青潮書道会全国展
第51回 臨池会書展
第50回 日書学同人展
【墨らんだむ】
・書道通信
・読者の広場
・展覧会ルポ
・展覧会アラカルト
・7・8月の展覧会スケジュール
・新刊ぴっくあっぷ
・バックナンバー一覧
・愛読者プレゼント
・本屋へ行こう 紀伊國屋書店 横浜店
・常設書店リスト
・次号予告・編集後記
頁数 : 192頁
定価 : 2,462円
発刊 : 2021年7月1日