墨2021年1・2月号268号
頁数 : 224頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2020年12月28日
定家と百人一首
【特集】
『百人一首』は現代では歌集というより
「歌かるた」として人々に広く愛されています。
今号の特集は、
書の題材としても親しまれている『百人一首』と、
撰歌を担当した藤原定家の魅力に迫ります。
現代書家五名による『百人一首』の書き下ろし作品は、
それぞれの表現方法を楽しむことができます。
・定家の小倉色紙 解説/岩井秀樹
・藤原定家と百人一首 文/吉海直人
・能因の歌 文/渡部泰明
・華麗なる王朝美 光琳かるた 解説/仲町啓子
・現代書家書き下ろし
秋山和也・下谷洋子・野田正行・
村松太子・金敷駸房
・定家本「源氏物語」若紫帖
・百人一首かわら版
・白洲正子紀行文「嵯峨野山荘の定家と百人一首」
・旧白洲邸 武相荘を訪ねて
【企画】
・新春恒例 新年名刺交換会
・改組 新 第7回 日展 第5科・書
代表作家作品/
内閣総理大臣賞・東京都知事賞・
日展会員賞・特選 受賞作品
東大生による日展参観記
【インタビュー】
・綺麗さびの世界 遠州流茶道と定家様
小堀宗実・大石三世子
【取材企画】
・レッスン前夜対談
指導者は古典との仲介者
吉澤鐵之・岩井秀樹
・向かい鳩が見守る店 鳩居堂
350年の歩みとこれから
・コロナ禍で「書」はどう変わる?
読売書法会
【連載】
・(新)残したい未来へのことば
榎倉香邨
・書論通観 魯迅「門外文談」 文/松村茂樹
・碑法帖存疑 『談書会誌』考 文/伊藤 滋
・(新)水暈墨章── 深淵なる世界── 横山 操
・(新)天真を養う 文/玄侑宗久
・(新)ダウン症の書家 金澤翔子の毎日
いつも二人で いつも幸せ
書・写真/金澤翔子 文・金澤泰子
・ギャラリー 査子標「臨古山水図冊」
・(新)漢字のレッスン「楷書・行書・草書の筆づかい」
指導/吉澤鐵之
・(新)かなのレッスン「いろは歌で学ぶ」
指導/岩井秀樹
・風につたへし 文/木下真理子
・(新)新世代へのエール 筆もて進め 大東文化大学
・書語辞典 文/伊藤文生
・墨蹟巡礼 春蘭 文/財前 謙
・『墨海』抄 訳・注/井垣清明・塩谷章子
・時評 揮灑 文/亀井一攻
・五彩の譜 文/香川 亨
【トピックス】
・武田信玄公生誕500年・450回忌文化事業
書と花「天地~雑華世界~」(乾徳山 恵林寺)
・特別寄稿 副島種臣書「忠孝」 文/小川貴史
【レポート】
・総括 2020年 ──東京中央オークション
【インフォメーション】
・第2回 真令記念 臨書コンテスト 選考結果発表
文/関口研二
【読者参加企画】
・267号作品募集結果発表 審査/金敷駸房
【展覧会】
・話題の展覧会
澤江抱石展覧会──己が居るか──
第3回 素心会書展
第42回 東京書作展
封山印會創立40周年記念展
・話題の書道展より
第42回 日本書展
第47回 銀河書道作品展
第8回 日本書道院「100人」展
【墨らんだむ】
・書道通信
・読者の広場
・あの街この街 書人を訪ねて 北海道
・バックナンバー一覧
・展覧会ルポ
・展覧会アラカルト
・1・2月の展覧会スケジュール
・愛読者プレゼント
・本屋へ行こう 丸善 丸の内本店
・常設書店リスト
・次号予告・編集後記
頁数 : 224頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2020年12月28日