墨2020年11・12月号267号
頁数 : 240頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2020年10月30日
私の墨場必携題材選びガイド漢字・かな・漢字かな交じり書
【特集】
作品揮毫にあたって、
決しておろそかにはできない題材選び。
「書きたい!」という気持ちが
募ってやまない題材には、どのようにしたら
巡り合うことができるのでしょうか。
大好きな古典文学や詩集を座右に置いて
日頃から親しむ。
気になる題材を集めた自分だけのファイルを持つ。
自詠の詩を書きためたノートを持つ。
──各ジャンルの現代書家の方々に、
題材選びの“秘訣”を教えていただきます。
・鑑賞
書き下ろし 私の墨場必携
【漢字】
有岡シュン崖・池田毓仁・石川芳雲・今口鷺外・
松村博峰・松本鉞生・柳 碧蘚・山本大悦
【かな】
慶徳紀子・師田久子・田頭一舟・日比野 実・
三宅相舟・山根亙清・山本高邨・吉澤劉石
【漢字かな交じり】
大谷洋峻・小竹石雲・佐久間康之・添田耕心・
永守蒼穹・船本芳雲・森本子星・渡邉 麗
・コラム
先人たちの作品から① ② ③
【付録】
・2021年「蘭亭序」カレンダー
※祝日変更について
【企画】
丑年の年賀状
丑年生まれの書家の年賀状
水墨画家の年賀状
明るい年への願いを刻す年賀状 丑年編 講師/奈良衡齋
あなたはどっち? にじみで遊ぶ 余白を生かす 年賀状
講師/金敷駸房
「丑」年に中江丑吉を思う 文・画/山口謠司
丑・牛 集字帖
【特別企画】
・山田正平と小川芋銭 監修・文/岩切 誠
【連載】
・季を告げる花々 冬桜・冬至梅
・今日も書室で 御製烏木管梅花詩句紫毫筆
・書語辞典 文/伊藤文生
・これでスッキリ! 書道なんでも相談所 文/堀 久夫
・『墨海』抄 訳・注/井垣清明・塩谷章子
・書論通観 西川寧『猗園雑纂』 文/松村茂樹
・時評 揮灑 文/亀井一攻
・翰墨の縁 陳含光・鍾毓龍
・碑法帖存疑 「北魏元謐墓誌銘」考 文/伊藤 滋
・韓国書芸通信 文/金周會
・ギャラリー 廉富等造義井頌
・風につたへし 文/木下真理子
・墨蹟巡礼 水潺潺 文/財前 謙
・五彩の譜 文/香川 亨
【トピックス】
・クローズアップ
章草の聖人・王?常の尺牘 文/郭同慶
上野アーティストプロジェクト2020
「読み、味わう 現代の書」
・取材企画
コロナ禍で「書」はどう変わる? 毎日書道会
・スペシャルインタビュー
一歩さきへすすむために 金澤翔子 金澤泰子
・特別対談企画
日本文化発信の新しいカタチ 福井淳哉・藤森健至
・ブックレビュー
河島由弥『夏目漱石──書道文化における「教養」の変容』
文/亀井一攻
・レポート
レポート書教育 東京都小学校書写研究会 夏季研修会
展覧会ピックアップ
・インフォメーション
『墨』創刊40周年記念企画『墨の特集』縮刷版
雄勝硯伝統産業会館がオープン
・墨手箱
書字庭園抄
デザイン〝すみずみ〟異聞録 文/深沢慶太
文字の場所 文/平倉 圭
この人と書と 文/沢村澄子
めくると楽しい! 文字の仕掛け絵本
──遊び心でひらがな大変身
吉井勇──歌碑に刻まれた書線を辿って 文/岸 沙織
最新! 文房具新聞 2020
この人と書と 総集編 文/沢村澄子
折々手帖
山本空外──一者を書く
文字による文字のための文字のサイト
“Type.center”の閉幕
遼寧省博物館「又見大唐」展回顧 文/剣持翔伍
まちに息づく書線──神田志乃多寿司 文/岸 沙織
蘭子の書道日記
書字庭園偶景
・読者参加企画
年賀状作品募集 審査/金敷駸房
266号作品募集結果発表 審査/原田凍谷
【展覧会】
・プレビュー
第20回 扶桑印社展
・話題の展覧会
原田弘琴かな書展
第43回 寒玉書道会会員展
一瀾書道会結成十周年記念 一瀾書道会展 公募2020
村野大仙先生遺作展
丹羽蒼處近作展
【墨らんだむ】
・書道通信
・エッセイ 新時代の書の志
・読者の広場
・新刊ぴっくあっぷ
・展覧会ルポ
・展覧会アラカルト
・11・12月の展覧会スケジュール
・愛読者プレゼント
・バックナンバー一覧
・常設書店リスト
・次号予告・編集後記
【付録カレンダーの祝日変更について】
発売後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催延期に伴う法改正により、2021年の祝日が一部変更になりました。
海の日
改正前/7月19日→改正後/7月22日
スポーツの日
改正前/10月11日→改正後/7月23日
山の日
改正前/8月11日→改正後/8月8日(8月9日は振替休日)
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
頁数 : 240頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2020年10月30日