墨2018年11・12月号255号
頁数 : 234頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2018年11月1日
エンジョイ! 篆隷を学ぼう
【特集】
篆隷とは、篆書と隷書のこと。
独特な文字の形に心引かれるものの、
学ぶのをためらっている方も多いかもしれません。
本特集は、篆隷の学び始め、
そして学び直しに最適の一冊。
ほんの少し勇気を出して、
篆隷の世界をのぞいてみましょう。
・はじめに
篆隷10大出来事
・ガイダンス
篆書・隷書セレクション──篆隷のアイデアを読み解く
文/池田毓仁
・ビギナー
篆書デビュー 講師/角田大壤
隷書デビュー 講師/角田大壤
・ひといき
篆・隷の動物たち
・レッスン1
隷書 臨書から作品制作へ 講師/柳 碧蘚
・レッスン2
篆書 一字書にチャレンジ 講師/西村東軒
・レポート
大型公募展 篆隷作品の今
・特別対談
「生き字引」による字典語り 北川博邦・筒井茂徳
・クローズアップ
江戸時代の篆書 隷書字書──篆書と隷書の広まりを知る
文/岩坪充雄
【企画】
亥年の年賀状
・亥年生まれの書家の年賀状
・もぐら庵から猪が到来!
・淡墨を使い、線で魅せる年賀状づくり
講師/日守菜穂子
・亥の年、自分の種を大事に育てる年にしよう!
文・画/山口謠司
・亥・猪の集字帖
【連載】
・季を告げる花々 寒菊
・今日も書室で 景徳鎮窯青花鏤空龍形筆架
・書語辞典 文/伊藤文生
・書は人なり 一弗造像記──龍門の石刻
文/廣瀬保雄
・書論通観 楊守敬『学書邇言』 文/松村茂樹
・翰墨の縁 張祖翼・鄧散木
・ギャラリー 畢瀧旧蔵「玉版十三行」袖珍本
・もぐら・もぐら もぐら庵の印刻り日記
・帝王学の書相 北島雪山──書を道にした時代
文/松宮貴之
・風につたへし 文/木下真理子
・碑法帖存疑
上海博物館蔵「玉版十三行」旧拓本考
文/伊藤 滋
・中国当代書家二十人 王冬齢
監修/蘇士? 取材・文/郭同慶
・韓国書芸通信 文/金周會
・これでスッキリ! 書道なんでも相談所
文/堀 久夫
・『墨海』抄 訳・注/井垣清明・塩谷章子
・リレー講座 書の線で描ける水墨画 講師/沈 和年
・奇妙な象形文字の出現と変容 補遺 前編
文/笹原宏之
【トピックス】
・訃報
追悼 古谷蒼韻氏逝く 文/西嶋慎一
追悼 村上翠亭氏逝く 文/河内利治
・特別寄稿
書の旅 新発見 摩崖「劉福功徳頌」を訪ねて
文/髙澤浩一
・レポート
東京中央オークションが創立八周年オークション開催
本田家 旧家の足跡
墨韻・匠心──尉天池・蘇士?・覃志剛・劉洪友
書法芸術展
滋賀県・ミシガン州姉妹都市提携50周年記念
公益社団法人滋賀県書道協会創立70周年記念
「国際交流書展──SYODO書道展」開催
展覧会ピックアップ
韓国の大学書芸学科から考える 大学書道教育の将来
文/草津祐介
・インフォメーション
『墨』創刊40周年記念企画『墨の特集』縮刷版
特集展示 生誕150周年 阿部房次郎と中国書画
・墨手箱
書字庭園抄
製硯師と隕石研究者──硯と隕石を大いに語る
雑体は〈歴史の天使〉か──円城塔『文字渦』を読んで
文/石川 翠
デザイン“すみずみ”異聞録 文/深沢慶太
・読者参加企画
半紙作品募集 審査/角田大壤
254号作品募集結果発表 審査/山本大悦
【展覧会】
・プレビュー
第18回 扶桑印社展
茂林華雲書展
・話題の展覧会
日中平和友好条約締結40周年
日本国外務大臣表彰記念
漢字から平仮名へ
──師古妙創・師村妙石篆刻書法展
古稀記念 光谷素仙書展──良寛禅師を中心に
第35回 読売書法展
第35回 読売書法展 記念事業
読める書への挑戦
・話題の書道展より
第58回 現日書展
第58回 白扇書道会展
第35回 全国公募 日本綜合書作院展
寒玉書道会 第14回選抜展
【墨らんだむ】
・書道通信
・エッセイ 伝えたい言葉
・読者の広場
・新刊ぴっくあっぷ
・展覧会ルポ
・展覧会アラカルト
・11・12月の展覧会スケジュール
・愛読者プレゼント
バックナンバー一覧
常設書店リスト
次号予告・編集後記
頁数 : 234頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2018年11月1日