墨2013 7・8月号223号
頁数 : 248頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2013年7月1日
絶対上達!「拓本」の見方教えます
【特集】
古来学書の対象とされ、現在でも書を学ぶときに欠かせないお手本となっている碑法帖の拓本。影法師ともいえる拓本から受ける印象は十人十色。真跡とはまた違った様相で、見る人に驚きと感動を与えてくれます。本特集では、名拓の鑑賞や拓本に関する基礎知識はもちろん、一線で活躍する作家が明かす“書くための”拓本鑑賞術が満載。白黒反転された拓本の世界の、今まで気付かなかった魅力に迫ります。
・鑑賞1
名拓の味わい 「皇甫誕碑」「集字聖教序」「十七帖」
・資料
早わかり 「拓本」基礎知識
・コラム1
「碑」と「帖」の違い
・レッスン1
絶対上達する「拓本」の見方、学び方 楷書編 「皇甫誕碑」を書く 講師/市澤静山
・レッスン2
絶対上達する「拓本」の見方、学び方 行・草書編 「集字聖教序」「十七帖」を書く 講師/大井錦亭
・インタビュー
木ケイ室・伊藤 滋氏に聞く 碑法帖の魅力とその見方
・鑑賞2
中村不折コレクション 書道博物館の拓本で書いてみよう 選・文/中村信宏
・クローズアップ
饒舌をまとう影法師 清人の拓本鑑定によせて 文/菅野智明
・アンケート
こう見る! 私流“書くための”拓本鑑賞術
明石聴濤・赤平泰処・有岡シュン崖・大藪清雅・佐伯司朗・谷村雋堂・中川裕晧・中村伸夫・丹羽蒼処・本多周方・柳澤朱篁・山崎知堂・山本信山・渡邉 麗
・コラム2
筆墨店に聞きました 現代の「拓本」事情
三輪田米山 その書が、いま語りかけるもの 文/高澤浩一
書語辞典 文/伊藤文生
ギャラリー「詩境帖」
翰墨の縁 “張廷済と楊カイ”
碑法帖存疑 停雲館帖考(下) 文/伊藤 滋
もじ笑う 鏡の国から 文/石田 千 コラージュ/佐々木美穂
【展示会】
・プレビュー
特別展 和様の書
文字の力・書のチカラII 書と絵画の対話
毎日書道展特別展示「手島右卿の書芸術 その世界性」
・話題の展覧会
特別展「日本の名蹟」 和様の書の変遷
第67回 日本書芸院展
創立記念 眞龍書展
毎日書道展 第65回記念 毎日現代書巡回展 今をえがく書 かながわ
・話題の書道展より
第59回 栴檀社書展
第62回 日本書道院展
第36回 官公書連役員展
第42回 鶏聲展
第44回 臨池会書展
第42回 日書学同人展
第35回 翠心三十八人展
第73回 龍門社書展
第37回 書道笹波会展
第37回 由源展
第69回 鳳雛書展
【墨らんだむ】
・視点・田宮文平
・書道通信
・コラム 墨手箱
・エッセイ 伝えたい言葉
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・7・8月の展覧会スケジュール
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・常設書店リスト
・次号予告・編集後記
頁数 : 248頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2013年7月1日