かな字典
頁数 : 224頁
定価 :2,200円
発刊 : 2011年4月21日
ISBN : 978-4-87586-301-4 C0071
リアルな再現!王朝期の選りすぐりを収録!全文字を原寸で紹介!おしゃれでスッキリとしたデザイン!
リアルな再現!
王朝期の選りすぐりを収録!
全文字を原寸で紹介!
おしゃれでスッキリとしたデザイン!
王朝期、かなの黄金期の発展を、字書としてまとめた本書。 初期古筆類・高野切一種系・同二種系・同三種系・関戸古今系・藍紙万葉系・その他、の7系統に分類しています。時代を広げすぎず、それぞれの代表文字を字母ごとに収録。50音順に見やすく、わかりやすく配列しました。かな文字の学習・表現に必須の、ハンディーサイズな一冊です。
■かな文字は、重要な日本の文化です。
「安」から「あ」、「以」から「い」、「宇」から「う」というように、中国から輸入され た漢字を尊びながらも、日本だけの美しい文字が作りだされたのです。
源氏物語・梅枝の巻で、光源氏が「かなのみなん、今の世はいと際(きは)なくなりたる (〈いろいろなことが浅はかに思われる世の中で〉今日のかな文字の移り変わりだけは、 なぜか終わりの無さを思わせるほど、美しい)」と讃えた王朝期、かなの黄金期の発展を、 字書としてまとめたのが本書です。
50音順に整理し、見やすくわかりやすく原寸で配列。たとえば「あ」の表記には、「安」 だけでなく「阿」「悪」「愛」の漢字の崩し文字も使われていたことがわかります。また、 筆者の系列を知ることもできます。
初期古筆類・高野切一種系・同二種系・同三種系・関戸古今系・藍紙万葉系・その他、 の7系統に分類。
時代を広げすぎず、それぞれの代表文字を字母ごとに収録。50音順に見やすく、わかり やすく配列しました。かな文字の学習・表現に必須。ハンディーなサイズで、かな連綿8頁付きです。
【プロフィール】
関口研二(せきぐち・けんじ)
1947年埼玉県生まれ。東京学芸大学書道科卒業。同専攻科修了。著作に、「篆刻の実際」書苑社刊、「雅印のたのしみ」雄山閣出版刊、「古筆の流れ」芸術新聞社刊、ほか。