こう描けばもっと絵は上手くなる

こう描けばもっと絵は上手くなる

醍醐芳晴・著

判型:
頁数:184頁
定価:2,420円
本体価格:2,200円(税別)
発刊:2025年3月25日

ISBN : 978-487586-726-5

「上手い」絵に「深み」をもたらすのは「感動」! 
それを表現する心得やテクニックが、読んで楽しく理解でき、
さらに、実際の作画過程を動画で視聴できるコーナーも!!
水彩画の第一人者による、全く新しいタイプの「読む技法書」
『こう描けば絵は上手くなる』の待望の第2弾です。

第1章 「深みのある絵」って何?
Q01 「深みのある絵」を目指すために、いちばん大切なことは何ですか?
Q02 「上手い絵」と「深みのある絵」には、どんな違いがあるのですか?
Q03 より創造的であるためにこだわるべきことは何ですか?・
Q04 描く上での感動の量や質を高めるために、心がけるべきことはありますか?
Q05 自分の絵がつまらなく見えてしまうのですが、どうやって克服したらよいですか?
Q06 作品の主題を決めることは重要ですか? また、それを的確に表現するために何を意識すべきですか?
Q07 プロとアマチュアの違いはどういうところですか?
Q08 「深みのある絵」のために「個性」は重要ですか? また、それを磨くために何をするべきですか?
◎第1章〈「深みのある絵」って何?〉まとめ

第2章 いざ、「深みのある絵」へ
Q01 「深みのある絵」を描こうとする時、写真を基にしてもよいのですか? また、その場合どのような点に注意すべきですか?
Q02 写真や映像では出せない、絵であるからこその魅力は何ですか? ・
Q03 「深みのある絵」のためにデッサンの正確さは重要ですか?
Q04 デッサンの際に線を引きますが、実際に線があるわけではありません。描く上で、線をどのように考えたらよいですか?
Q05 「線の表情」とよく言われますが、どういうことでしょうか? その有無で絵がどのように変わりますか?
Q06 細密に描けば描くほど「深みのある絵」になりますか?
Q07 「深みのある絵」にするために陰影表現は重要ですか? また、それを実践する時に気を付けるべき点は? ・
Q08 「深みのある絵」にするために、色や形とともに意識すべき要素は何ですか?
Q09 静物画、風景画、人物画、それぞれのステップアップのために、特に気を付けておくべきことを教えてください。
◎第2章〈いざ、「深みのある絵」へ〉まとめ

第3章 「静物画」をステップアップさせよう
【基礎編】モチーフを的確に捉えるテクニック
Q01 形がうまくとれません。特に、複雑な形はどのように考えたらよいですか?
Q02 モチーフを「面」で捉える、とはどういうことですか?・
Q03 モチーフ同士の距離感がうまく表現できません。どうしたらよいですか?
Q04 陰影をつけても実在感が感じられないのはどうしてでしょうか? ・・
Q05 毎回描きすぎて色が濁ってしまいます。このような失敗を避けるためにはどうしたらよいですか?
Q06 モチーフの質感を上手く表現する方法を教えてください。
【応用編】「深みのある絵」へのステップアップ
Q07 自分の絵が塗り絵的で硬い感じがします。また、モチーフと背景がうまく調和しません。・
Q08 静物画の「深み」を知るために観るべき作品はなんですか? その作品のどんなところに注目するとよいですか?
◎第3章〈「静物画」をステップアップさせよう〉まとめ
[マスターしよう!]「深み」をもたらす透明水彩テクニックⅠ

第4章 「風景画」をステップアップさせよう
【基礎編】モチーフを的確に捉えるテクニック
Q01 実景から感じる空間の広がりが絵に出ません。どうしたらよいですか?
【応用編】「深みのある絵」へのステップアップ
Q02 風景画における「主役」と「脇役」はどのように描き分けるのでしょうか? ・・
Q03 自分の風景画が単調で寂しく感じられます。どのような原因がありますか?
Q04 風景画の「深み」を知るために観るべき作品はなんですか? その作品のどんなところに注目するとよいですか?
◎第4章〈「風景画」をステップアップさせよう〉まとめ
[マスターしよう!]「深み」をもたらす透明水彩テクニックⅡ

第5章 「人物画」をステップアップさせよう
【基礎編】モチーフを的確に捉えるテクニック
Q01 人物を描く時と静物を描く時の違いは何ですか?
Q02 骨格や筋肉を意識するように、とよく聞きますが、それによってどのように絵が変わりますか?・
【応用編】「深みのある絵」へのステップアップ
Q03 人物画の顔が立体的に上手く描けません。コツはありますか?
Q04 いつも人物画の背景色に悩みます。どのように考えればよいですか? ・
Q05 屋外にいる人物画を描きたいのですが、写真を使ってもよいですか? また、写真を使う時の注意点を教えてください。
Q06 静物画の「深み」を知るために観るべき作品はなんですか? その作品のどんなところに注目するとよいですか?
◎第5章〈「人物画」をステップアップさせよう〉まとめ
[マスターしよう!]「深み」をもたらす透明水彩テクニックⅢ

第6章 動画で分かる! 4ステップで描く「深みのある絵」
静物画−−「胸像の静物」を描く
風景画−−「ポルトの陽光」を描く
人物画−−「緑のセーター」を描く

巻末Gallery

醍醐芳晴(だいご・よしはる) 
水彩画家。1952年東京都生まれ。1976年武蔵野美術大学油画科卒業。
日本水彩展文部大臣奨励賞(1996)、内閣総理大臣賞(1998)
水彩展OHARA町長賞(1995) 他受賞多数。
醍醐水彩教室主宰

判型:
頁数:184頁
定価:2,420円
本体価格:2,200円(税別)
発刊:2025年3月25日

ISBN : 978-487586-726-5