墨2012 3・4月号215号
頁数 : 240頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2012年3月1日
変わりゆく 現代“墨”事情──固形墨&液体墨
【特集】
近年、作品の大型化とともに墨を大量に使う機会が増えてきた書道界。それにともない、液体墨の使用が固形墨を上回り、用途に合わせて多種多様な液体墨が販売されています。 そんな“墨の最新事情”をリポートしました。 伝統の固形墨の魅力、そして、進化する液体墨の実力を紹介。作品制作に役立つ墨選びのノウハウや墨色にこだわった多彩な表現にもスポットを当てます。 固形も液体も、磨る磨らないの選択も、みな個性。もっと楽しく、もっと自由に墨とつきあってみませんか?
・フォトリポート
探訪 奈良の都の墨づくり 古梅園・墨運堂・呉竹
・墨色講座
黒の冴えを追求する 講師/杭迫柏樹
・取材リポート
どこまでひろがる? 液体墨の需要──開明の墨汁づくりは今
・周辺リポート
表具店に聞く! 墨と表具について
・ピックアップ
「墨彩」は、魔物か──戦後書の表現を検証する 文/田宮文平
・レッスン
はじめての淡墨 指導/柳 碧蘚
・アンケート
プロ41人にきく! 固形墨と液体墨、どちらを愛用していますか?
・現場リポート
書道ガールズ“墨”事情
・コラム
墨の歴史/墨を楽しむ道具/磨墨の哲学
・Q&A
・もっと知りたい固形墨&液体墨
フクシマより 詩/和合亮一 書/大杉弘子
書語辞典 文/伊藤文生
「現代の書」の検証 忘れ得ぬ書人たち 今井凌雪
文/田宮文平
【展示会】
・プレビュー
第12回 扶桑印社展
第61回 書道学会展
玄土社古典臨模30年記念東京展
第9回 醜美舎展
・話題の展覧会
石橋犀水書簡展
古筆手鑑──国宝『見努世友』と『藻塩草』
劉蒼居遺墨展
遠藤雨山遺墨展
第56回 現代書道二十人展
現代の書 新春展
毎日現代書関西代表作家展
第26回 産経国際書会代表展
第60回記念 独立書展
第31回 香瓔選抜百二十人展──白を追う
第24回 国際架橋書展
第29回 古典臨書展
第15回記念 蒼泉会書展
・話題の書道展より
第40回 鶏聲展
第63回 正筆展
第43回 正筆会菁華書作展
第44回 新書派協会展
第47回 群象書人展
第12回 臨池会新春展
平成24年 瑞雲春秋展
【墨らんだむ】
・視点・田宮文平
・書道通信
・コラム 墨手箱
・エッセイ 伝えたい言葉
・読者の広場
・新刊ぴっくあっぷ
・展覧会ルポ
・展覧会アラカルト
・3・4月の展覧会スケジュール
・読者プレゼント
・バックナンバー一覧
・常設書店リスト
・次号予告・編集後記
頁数 : 240頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2012年3月1日