墨2017年7・8月号247号
頁数 : 216頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2017年6月30日
かなの臨書 誌上夏季合宿
【特集】
かなは「古筆が基本」といいますが、
どのように臨書すれば力がつくのでしょう。
今号では「かなの臨書」にスポットをあて、
『墨』誌上夏季合宿を開催します。
古筆臨書の意味や効果的な方法、古筆との付き合い方、
さらに指導法や先人のアーカイブなど、
多角的に臨書を考えて有意義な夏にしましょう。
・講習1
古筆から線を学ぶ 講師/正橋白鵞
・アーカイブ
先駆者たちの高野切臨書
・指導指南
高校生 古筆デビューを支える 石原裕子
・特別講義
臨書とは解釈すること 講師/榎倉香邨
・歴史
教えることに努力を尽くす
──古筆の啓蒙につとめた飯島春敬の信念
飯島太比呂
・講習2
ペン字で骨格を学ぶ 講師/鈴木啓水
・ストレッチ
体をほぐす、心をほぐす 林 眞太郎
・自由時間/休憩
古筆のアレンジ
・消灯時間/帰り道
古筆の品定め
【特別企画】
・書だ! 石川九楊展
【連載】
・季を告げる花々 鉄線花
・今日も書室で 羅小華「松華」
・書語辞典 文/伊藤文生
・和魂漢才 藤原行成「詩稿」(五) 文/北川博邦
・書は人なり 山水妙明心──程正揆の書
文/廣瀬保雄
・『墨海』抄 訳・注/井垣清明・塩谷章子
・これでスッキリ! 書道なんでも相談所
文/堀 久夫
・書論通観 梁?『評書帖』 文/松村茂樹
・★新連載 中国当代書家二十人 ① 高式熊
取材・文/郭同慶
・翰墨の縁 呉昌碩・楼邨
・碑法帖存疑 梧竹堂法帖考(八) 文/伊藤 滋
・ギャラリー 摩崖刻石「怡亭銘」
・もぐら・もぐら もぐら庵の印刻り日記
・古筆細見 高野切第三種 文/関口研二
・有名武将の書状でたどる大坂の陣への道のり
真田信繁(幸村)書状 文/池田公一
・墨の表現の広がり──画と書(二)
・帝王学の書相 千利休
──茶の湯による書の変革の時代 文/松宮貴之
【トピックス】
・レポート
東京中央オークション特別企画
文房聚珎──名家収蔵文房コレクション展
墨妙──雙石艸堂蔵 呉昌碩齊白石書画展
仏教研究者としての書
──仏教芸術家・張総氏に聞く 文/松宮貴之
第30回 淡水会書展
展覧会ピックアップ
・インフォメーション
第10回「墨」評論賞募集 審査=島谷弘幸・田宮文平
『墨』創刊40周年記念企画『墨の特集』縮刷版
俊文書道会 第17回 書の発表会 東京展
筆文字で伝えたいことば大賞 作品募集
・墨手箱
書字庭園抄 16
デザイン“すみずみ”異聞録 22 文/深沢慶太
空間の詩法 8 文/栗本高行
「フォントかるた」に潜む熱量
・読者参加企画
高野切第三種 臨書作品募集 審査/正橋白鵞
246号作品募集結果発表 審査/尾西正成・金子大蔵
【展覧会】
・話題の展覧会
古稀記念 黒田賢一書作展
大琳50年の軌跡と仲間たち
─書の臨書・創作・教育・研究を中心に─
中台青陵 異彩の書
八十歳・命のかたち 新井光風作品展Ⅱ
矢萩春恵展──お・と・こ・ぎ
第71回 日本書芸院展
・話題の書道展より
第63回 栴檀社書展
第66回 日本書道院展
第40回記念 官公書連役員展
第46回 鶏聲展
第46回 日書学同人展
第39回 翠心三十八人展
第41回 神戸笹波会展
第48回 臨池会書展
第41回 由源展
【墨らんだむ】
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・エッセイ 伝えたい言葉
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・次号予告・編集後記
頁数 : 216頁
定価 : 2,461円
発刊 : 2017年6月30日