池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
頁数 : 144頁
定価 : 3,080円
発刊 : 2014年1月10日
ISBN : 978-4-87586-387-8 C0071
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!日本美術における美人画の系譜、その最前線!世界が胸を熱くする美人画!
物憂げで複雑な感情を閉じ込めた女性の表情。花や植物を多用した衣服や背景の優美な装飾性、古色を帯びたノスタルジックな色調。我々を魅了する美しい女性たち──。 これほど現代感覚に溢れた女性美を描ける日本画家が他にいるでしょうか? 本書は無二の美人画を描き続ける異才・池永康晟の初期作から最新作までを一望する初画集です。日本美術において、古くは正倉院の「鳥毛立女屏風」に描かれ、江戸の浮世絵で花開いた美人画の系譜。明治以降も竹久夢二、鏑木清方、上村松園が人気を博しましたが、戦後しばらく美人画というジャンルは途絶えていました。その間、美人をモチーフにしたのは主にイラストレーターたちでした。そこに現れたのが日本画家・池永康晟です。本画集で池永による“美人画の最前線”というべき綺羅星のような作品群をご高覧いただけます。独学による日本画技法を駆使する池永康晟は日本画壇と無縁の制作を行っています。そのため、美術業界においても知る人ぞ知る存在でしたが、個展やアートフェア、ホームページを通して、鑑賞者を虜にする美人画として一躍脚光を浴びました。海外ではいち早く注目を集め、アメリカやドイツ、ロシア、スペインでは、本の装幀やステーショナリーに作品イメージが採用されています。
【プロフィール】
池永康晟(いけなが・やすなり)
日本画家。1965年大分県生まれ。大分県立芸術短大付属緑丘高校(現・大分県立芸術緑丘高校)美術科卒業後、上京して独学で日本画を描き始める。独学の技法を駆使した美人画は、個展やアートフェア、ホームページを通して世界で注目を集めている。
頁数 : 144頁
定価 : 3,080円
発刊 : 2014年1月10日
ISBN : 978-4-87586-387-8 C0071