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Homeアート人文イラストで読む「芸術家列伝」 ボッティチェリとリッピ

ボッティチェリとリッピ
PREVIEW

判型 : A5判 並製
頁数 : 104頁
定価 : 本体1,650円+税
発刊 : 2015年3月28日
ISBN : 978-4-87586-437-0 C0070





イラストで読む「芸術家列伝」
ボッティチェリとリッピ

古山浩一[イラスト] / 古玉かりほ[編] / 柾谷美奈[訳]


宗教にはまったボッティチェリと、女好きのリッピ


西洋美術ファン必携のヴァザーリ『芸術家列伝』。ルネサンス期の芸術家たち人生をスキャンダルも交えながら描きだした同書をイラストや追加の文章を加えて易しく読めるようにしたシリーズの第2弾。今回は、ボッティチェリとリッピをとりあげます。

サンドロ・ボッティチェリは、世界的名画「ヴィーナスの誕生」と「プリマヴェーラ」の作者。当代の人気作家に登り詰めましたが、あるときに画面が暗転し力も失われます。ヴァザーリは宗教にはまったこともその理由と見ているようです。

片や、ボッティチェリの師匠は修道士でありながら女好きで破天荒。あるとき気に入った修道女と駆け落ちまでしてしまいます。

美術家も所詮は人間。その作品と芸術家スピリットと対峙する楽しみもありますが、悩ましき人間の側面も楽しく描きました。

2015年3年21日~6年28日、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでは「ボッティチェリとルネサンス」展が開催。展覧会のお供に最適です!!

【目次】
0.《ボッティチェリの師匠》破天荒な修道士画家 フィリッポ・リッピ
  ボッティチェリのいた時代 主な登場人物
1.革なめし職人の家に生まれ、リッピの工房へ
  師匠フィリッポ・リッピそっくりの駆けだし時代
2.ヴェロッキオ工房へ――レオナルドと会う
3.ヴァザーリのギャラリートーク
4.共和制のもとで絶大な権力者であり続けたメディチ家
  もうひとつのメディチ家、又従兄弟ピエルフランチェスコ
5.ヴィーナスのモデルとプリマヴェーラのインスパイア
  ヴィーナスをめぐるジュリアーノ馬上槍試合
  「プリマヴェーラ」の描かれ方
6.システィーナ礼拝堂の壁画のため、ローマへ
7.ボッティチェリの素顔――いたずら好きで愛嬌者
  隣家は大航海者アメリゴ・ヴェスプッチ
8.フィレンツェ男色事情、ボッティチェリも訴えられていた
  修道士サヴォナローラとボッティチェリ
  絵を燃やせ! サヴォナローラが行なった「虚飾の焼却」
  贅沢は禁止! 監視隊にされた子供たち
  逮捕の理由、そして火刑にされたサヴォナローラ
  晩年の質は落ちたか? その理由
9.ボッティチェリ晩年の真実
  ヒトラーに略奪されてなお、現代に残ったボッティチェリ作品

掲載情報他


【著者略歴】
古山浩一(ふるやま・こういち)
画家。絵本作家。1955年、東京生まれ。筑波大学大学院芸術専攻修了。上野の森美術館大賞展(佳作賞)、日仏現代美術展('91大賞、'94エコール・ショナル・シュペリウール・デ・ボザール賞)、リキテックス・ビエンナーレ('05奨励賞)など受賞多数。著書に『ありありまあまあ』『かざみどりのフィットチーネ』(福音館書店)、『万年筆の達人』(枻出版)。現在、上野の森美術館アートスクール講師。ホームページは、町工場二階空目薬煙突工房(http://www.entotsu.net)

古玉かりほ(こだま・かりほ)
1977年、佐渡島生まれ。武蔵野美術大学の西洋美術史の教科書に感銘を受けて美術書を志す。美術、工芸、地域をテーマにした本を編集。担当した雑誌に『月刊絵手紙』(日本絵手紙協会)、『COMMERCIALPHOTO』(玄光社)、『田舎暮らしの本』(宝島社)、MOOK『大人が観たい美術展2014』(三栄書房)など。故郷を取材し『離島経済新聞』Web版にて佐渡レポートを1年間連載。

柾谷美奈(まさや・みな)
1968年、ローマ生まれ。茗溪学園中学高校在学時、全日本学生美術展で特選受賞、卒業制作はボッティチェリの「春」。大学在学中よりイタリア語の翻訳、通訳を行なう。1989年第一回高松宮殿下記念世界文化賞よりフェデリコ・フェリーニ、ソフィア・ローレン、ミケランジェロ・ピストレット等受賞者のアテンド通訳を務める。

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