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詩集 麗人と莫連

判型 : A5判 並製
頁数 : 104頁 
定価 : 本体 2,000円+税
発刊 : 2009年10月20日
ISBN : 978-4-87586-187-4 C0092



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詩集 麗人と莫連

秋川 久紫・著


「配達人の棲まない 浮世なら
 まるごと愛そうか 毀してしまおうか」
本書「監獄序曲」より抜粋

詩想詩形を自在に試みた前作『花泥棒は象に乗り』
(第18回富田砕花賞 受賞)から三年。
新境地を開いた転位の第二詩集上梓。



自己の原風景を追想し、思索的に切り取って見せた「追憶」シリーズをはじめ、すれ違い、過ぎ去った記憶の断片にかたちを与え、いろどりを添えた29詩篇を収載。

*天 地
追憶I (麗人と莫連)
奔水
風紋
聖母像の意趣返し
サイフォンの夜
追憶II (殉死と煉獄)
* 序
追憶III (浪漫と鈍化)
情痴の時代
監獄序曲
復讐劇
新・堕落論
追憶IV (欠落と揺籃)
* 破 
追憶V (閃光と撹拌)
フランシス・ベーコン
ベンガラ
突風の内側へと
追憶VI (憑依と失踪)
* 急 
追憶VII (残音と寸劇)
劇薬
熱風
無題
追憶VIII (追復と結界)
*無 用
煽動者
Y街にて
不在の素描師
黒き猫―菱田春草試論

…詩を書くことは多くの過ちを犯して来た「罪人」のすることであり、聖人や先達の歌声に導かれて創作の試行錯誤をすることは一種の「罰」でもあって、なおかつ詩作とはコミュニケーションが成立しにくいこの世界をまるごと愛そうとすることであり、求愛の代償行為としての破壊衝動の具現化でもある…
(本書「あとがき」より)
【プロフィール】
秋川久紫(あきかわ・きゅうし)
1961年 東京生まれ
2006年 第一詩集『花泥棒は象に乗り』(ミッドナイト・プレス)を刊行
      翌年、同書にて第18回富田砕花賞 受賞

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