Bunkamura ザ・ミュージアム

東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
お問合せ 050-5541-8600（ハローダイヤル）

2021年4月16日（金） ～ 2021年6月27日（日）
※4/27(火)、5/18(火)、6/8(火)のみ休館
10:00～18:00
※金・土曜は21:00まで（予定・変更になる可能性あり）
※いずれも入館は閉館の30分前まで

入館料（当日）：一般1,800円　大学・高校生1,100円　中学・小学生800円
※前売券・当日券の販売先、発売日など詳細はHPで発表

展覧会公式サイト：http://www.leidenegypt.jp/

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圧巻の立体展示！棺十数点が一挙集合！

ヨーロッパ５大エジプト・コレクションの一つとして知られるオランダ・ライデン国立古代博物館の所蔵品の中から、人や動物のミイラや棺（ひつぎ）、石碑、パピルスなど200点を超える選りすぐりの作品・遺物を紹介。古代エジプト人の生活や社会、死生観、色やかたちに対する美意識、当時の人々の医学的な知識やミイラ作りの過程などが解き明かされる。

また、ミイラ棺の研究で世界的に知られる同館の貴重な棺十数点の借用が実現。特別に立てた状態で一堂に並べた立体展示の空間は必見だ。これだけの棺を一堂に展示する機会は国内で他に例がなく、立てた状態で展示することにより、棺に記された「死者の書」などの呪文やさまざまな神々の図像、さらには精緻な装飾や制作の技法、色彩の豊かさや書体の違いまでを間近に見ることが可能となる。

また、本展に出品される人間のミイラ3体と、蛇と見られる動物のミイラ1体をCTスキャン（コンピュータ断層撮影）した研究成果を世界初公開する。CTスキャンでは、巻かれた包帯をはがさずにエジプトのミイラを詳しく調べることが可能で、人間のミイラでは歯や骨の状況が生前の食生活や死亡時の年齢を推定する大きな手助けとなるとともに、多くの断層写真からさまざまな疾患に関する手掛かりを得ることができる。

今までにない新たな切り口で見る古代エジプト展に、期待が高まる。