展覧会案内草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて

草間彌生

ALL ABOUT MY LOVE

私の愛のすべて


草間 彌生
©YAYOI KUSAMA



松本市美術館

松本市中央4-2-22
tel.0263-39-7400
2018年3月3日(土)~2018年7月22日(日)
※月曜休館。ただし4/30、5/7、7/16は開館
9:00〜17:00
※土曜は19:00まで、3/3は21:00まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
観覧料(当日):一般1,200円 大学・高校生800円
※特典付き前売入場券・団体割引あり

特設WEBサイト:https://kusama2018.com/

→ チケットプレゼント *受付は終了しました

草間彌生の生誕の地・松本に、松本市美術館が開館して15年。この間、同館では開館記念展、2005年「草間彌生 魂のおきどころ」(巡回)、2012年「草間彌生 永遠の永遠の永遠」(巡回)の3本の展覧会を開催してきた。また開館以来、常設展示室で「草間彌生 魂のおきどころ」を通年展示し、紹介している。このように草間とゆかりのある同館にて、2018年春、特別展が単独開催されることとなった。

国際的に高い評価を受けている草間彌生の芸術は、自身の幻覚体験の恐怖から派生し、やがて愛という人類にとって普遍的なテーマへと到達した。女性芸術家による前衛的な作風は、当初理解を得ることが難しかったが、そのひたむきで力強いメッセージはやがて人々の心をとらえ、世界的な地位の確立へ至るまでとなった。昨年、国立新美術館で開催された「草間彌生 わが永遠の魂」にて、人々が草間芸術に熱狂していた様子は記憶に新しい。

本展覧会では、これまで国内で公開されていない初出の作品や、最新作を含む約180点で草間芸術の世界を紹介する。精力的に制作を続けている「わが永遠の魂」シリーズのうち、約70点を展示予定、その約半数が日本初公開であり、なかには世界初公開の作品も多数あるとのこと。常に進化する草間らしい展示となりそうだ。世界的芸術家の現在を、作家生誕の地でぜひ体感してほしい。