展覧会案内話しているのは誰? 現代美術に潜む文学

話しているのは誰? 現代美術に潜む文学


小林エリカ 《わたしのトーチ》 2019年 Cプリント
54.9×36.7cm(各、47点組) 作家蔵
©Erika Kobayashi Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery
撮影:野川かさね




国立新美術館 企画展示室1E

東京都港区六本木7-22-2
tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年8月28日(水)~2019年11月11日(月)
※火曜休館。ただし、10/22(火・祝)は開館、10/23(水)は休館
10:00~18:00
※金曜・土曜は、8・9月は21:00まで、10・11月は20:00まで
※いずれも入場は閉館の30分前まで
観覧料(当日):一般1,000円 大学生500円
※前売・団体割引等あり

展覧会HP:http://www.nact.jp/exhibition_special/2019/gendai2019/

→ チケットプレゼント *受付は終了しました

国内外で活躍する日本の現代美術家6名(北島敬三・小林エリカ・ミヤギフトシ・田村友一郎・豊嶋康子・山城知佳子)によるグループ展が開催される。

本展に参加する6名の作家は1950年代から1980年代生まれまでと幅広く、表現方法も映像や写真を用いたインスタレーションをはじめとして多岐にわたる。

これら作家に共通するのは、作品のうちに何らかの仕方で文学の要素が色濃く反映されていることだ。

展覧会タイトルが示唆するように、本展では文学をテーマに掲げているが、ここでの文学は、一般に芸術ジャンル上で分類される文学、つまり書物の形態をとる文学作品だけを示すわけではない。現代美術において、文学はこうした芸術ジャンルに基づく区別とは違ったかたちで表れているように思われる。

日本の現代美術における文学のさまざまな表れ方を経験することができる好機となるだろう。