展覧会案内建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
建立900年 特別展
「中尊寺金色堂」
国宝 中尊寺金色堂(中央壇・部分)
東京国立博物館 本館特別5室
東京都台東区上野公園13-9tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年1月23日(火)~2024年4月14日(日)
※月曜・2/13(火)休館。ただし、2/12(月・休)・3/25(月)は開館
9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,600円 大学生900円 高校生600円※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等を提示
※本展は事前予約不要。混雑時は入館を待つ可能性あり
※会期中、一部作品の展示替えあり
※チケットの払い戻し・キャンセルは不可
東京国立博物館ウェブサイト:https://www.tnm.jp/
展覧会公式サイト:https://chusonji2024.jp/
国宝・中尊寺金色堂は、藤原清衡(1056~1128)によって建立された東北地方現存最古の建造物で、2024年に天治元年(1124)の上棟から900年を迎える。
建物の内外を金色に飾り、螺鈿蒔絵(らでんまきえ)の漆工技法を駆使した装飾が施された絢爛豪華(けんらんごうか)な姿は、まさにこの世の極楽浄土といえよう。奥州藤原氏の栄華を伝える一方で、金色堂は彼らが今なお眠る聖地でもある。このように日本の美と信仰との結節点である金色堂は、世界遺産に登録される平泉の文化遺産のシンボルとして、世界中から注目を集めている。
建立900年を記念して開催する本展では、堂内中央の須弥壇に安置されている国宝の仏像11体を一堂に展示するほか、かつて金色堂を荘厳していた国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)をはじめとするまばゆいばかりの工芸品の数々を紹介する。
さらに、会場内の大型ディスプレイには、8KCGで原寸大に再現された黄金に輝く金色堂と、その内部が映し出される。現地ではガラスの外からしか拝観することができないその姿が、迫力ある美しい映像によって、間近に観覧することが可能となっている。
世界遺産・平泉の迫力のある文化と歴史の粋が堪能できる、またとない機会となる。